2020-05-22
先日、夏の高校野球甲子園大会が中止となりそれぞれの思いで練習に励んでいた選手の気持ちを思うととても複雑な気持ちになります。2021東京オリンピック開催は何としてでも開催してほしいものです。出場を目指すアスリートにとって心と体のバランスを保ちベストな状態で臨むには、やはり筋肉づくりは最大の課題です。食事でタンパク質を多くとることが、筋肉づくりに大きな効果を上げます。また、高タンパク食は疲労回復や運動機能を増進します。
カツオには100g中に約25gのタンパク質が含まれます。かつお節だと、その3倍の77gも含まれるというのですから、タンパク質の宝庫というのはこれまで重ねて説明してきました。
スポーツ選手の場合、一日あたりの所要エネルギーは約3000カロリーですが、タンパク質からとるエネルギーの割合は、常に13~14%は確保が必要です。つまり、タンパク質は100g以上をとることが望まれます。かつお節でそのすべてをまかなうことは無理でしょうが、補う効果は十分です。