2020-05-18
紫外線に気をつかう気候になってきましたね、今日は、かつおと肌の関係について少しお話したいと思います。肌のはりは、皮膚中の真皮の部分に含まれるコラーゲン(膠原繊維)の働きによります。また、肌のなめらかさは、表皮を構成する粘質多糖体の力によります。粘質多糖体には硫黄を含むものと含まないものとがあって、皮膚が老化してみずみずしさを失うのは、硫黄を含む粘質多糖体が不足するためだといわれています。この硫黄は、タンパク質中の必須アミノ酸の一つであるメチオニン(含硫アミノ酸)からきたものです。また、タンパク質は、コラーゲンもつくっています。
かつお節はタンパク質が豊富です。しかも、必須アミノ酸の中のメチオニンが含まれていますから、肌にとってこれ以上効果的なものはありません。毎日、少量でも、かつお節を口にしていくことで、肌は潤いを与えられ、みずみずしさを維持できます。